結成!
男里フェロモンズ!

2000年、12月25日。
「今日を持ちまして、男里フェロモンズを結成します!」
すこし文法の間違ったこの一声で、男里フェロモンズの記念すべき第一回目の
活動が行われました。
しかし、記念すべき旗揚げの日というのに、
外は霙(みぞれ)交じりの、嵐のような天気です。
でも、そんなことはお構いなしに、
初日から熱のこもった投げ込みをおこないました。


 まずは、この寒さもあるので、軽く肩慣らし。この肩慣らしをせずに いきなり全力投球しようものなら、間違いなく肩を痛めます。
 しかし、黒木兄弟(弟)は、無謀にもいきなり強めに投げて いる始末。いくらフォークボールが切れていても、肩を壊しているポンコツを 試合で使うわけにはいきません。
肩慣らしもせずにフォークボールを
多投する、黒木兄弟(弟)

 せっかく記念すべき結成の日というのに、たったの3人(黒木兄弟、ユタッチ) だけでは寂しいと思い、監督とアズマを呼んであげました。 でも、二人ともせっかく呼んであげたのに、なぜか不機嫌でした。 たぶん、この寒さのせいと思われます。
 しかし、のこのことやってくるところを見ると、 彼達も相当のキャッチボール好きと思います。
このクソ寒い中、わざわざ電話で
呼び出される監督とアズマ

 そろそろ肩も温まってきたのか、ますますフォークボールが冴える どんくさ。しかし、あまりに変化するため、受ける相手のユタッチが取れない 事がしばしば。万が一ユタッチがとれないと、下のようになります。
わざとフォークボールを投げる
黒木兄弟(弟)

 フォークボールを取り損ねると、こんな風に、畑の中を往復することに なります。しかしここで、フェロモンズの鉄の掟の一つである、 「畑に入っても、作物は絶対に踏まない」が発動。これは、たとえボールが 作物を踏みそうになるような場所にあっても、必ず作物は踏んではいけない というものです。我々フェロモンズは、作物と水溜りがあれば、 迷い無く水溜りを踏みます。多分。
畑の中を行ったり来たりするユタッチ

 そうこうしているうちに、冷たい霙交じりの雨が強くなってきたので、 そろそろ終わりにします。運動しているはずなのに、もう体は凍えそうです。 手もかじかんで、意識も遠のいていきそうです。
 しかし我々男里フェロモンズは、これぐらいではびくともしません。 たとえ雨が降ろうが雪が降ろうが、はたまた阪神が負けようが、 キャッチボールをしていきたいと思います。
このグローブ、まだ新しいから硬い

こうして、変態キャッチボール軍団・男里フェロモンズの初活動は終了しました。