2003年07月21日 (月)
〜闇の羅刹!!〜
到着した我々を迎えてくれたのはだだっ広い芝生の広場。
黒木兄弟曰く、この広大な芝生の広場の何処にでもキャンプを張って良いらしいので真ん中辺りに堂々とキャンプを張る。
本当はキャンプを張って良い区画が決められていて翌日の早朝から地元の釣り人に注意されてしまった。
↑このテントでユタッチと黒木弟が一夜を共にする。
密室に二人きりという状況は非常に危険・・・・
でも黒木兄と二人きりになるよりは断然危険度は低い!!
黒木兄は一人でテントを占拠する。
テントも無事張れて、寝床を確保した後はエサの時間。
普段、料理なんてしない俺はスパゲッティーのゆで方から勉強。
深めの鍋にたっぷりと水を沸騰させ・・・・
って鍋浅いし水もあんまりねぇよ。
っていうか、なんで水持って来てないんだ黒木兄弟!!
俺は糞重い2ℓのペットボトルを担いできたのに!!
黒木兄は便所の水で袋ラーメンを作って食べるって言ってたけど
グロ木兄に食べれても俺は無理!!
黒木兄は料理をする素振も見せなかったし・・・
浅い鍋に少ない水を入れて無理やり三束も茹でたスパゲッティーにレトルトカレーをかけてカレースパの出来上がり。
レトルトカレーがワンパックしかなかったので麺に対して若干ルーが少なっかた。
寡黙に貪り食う黒木弟。その形相はまるで"狂犬"。
食欲を満たした後は裸の付き合い"お風呂タイム"!!
が、なかなか お風呂が見つからない。
地元の優しい爺ちゃんに温泉の場所を教えてもらったが営業時間が残りわずか。
まぁ、はるばる遠くから来た事をアピールすれば大丈夫やろと思ったが
そんな事をアピールする間も無く、軽く門前払いを食らった。
仕方なくソコの風呂屋の主人に『串本温泉』という温泉を教えてもらいソコの温泉へ入りに行った。
串本温泉はビジネスホテルの一階にある温泉でちゃんとした天然温泉が出てるらしい。
温泉独特の硫黄臭がしていた。
こんな臭いの温泉やったらもう一回風呂入らなあかんやん!!と思い浸かった湯船は
物凄く熱かった。
湯船の横にある冷泉と熱湯の蛇口で温度調節が出来、先客のおっさん使用の極熱湯船になっていた。
なんかプチ我慢大会みたいになった。
疲れを取る為にはぬるめのお湯に長く浸かる方が良いんだぞおっさん!!
と思っていたら恰幅の良いオジさんが更に熱湯の量を増やしやがった。
おっさん何しとるねん!!と思いながらも抵抗出来ない我々はオジさんが出るのを待って水を多量に流し込む。
丁度よい湯加減に満喫して風呂を出て、服を着て歯を磨き、さぁ行くかと思ったら黒木兄が
「蛇口閉めるのを忘れた!!」とか言い出した。
しかも自分は靴下を履いてしまったので俺に行け!!とか抜かしやがってます。
ここで逆らうと寝込みを襲われる心配があるので大人しく蛇口を閉めにいく。
オウッ!!
足が滑って危うく服を着たままもう一回風呂に入りそうになってしまった。
これもきっと黒木兄の罠に違いない・・・・
無事にお風呂にも入りこれから夜を語り明かそうとしたが
もう寝る。
と言う黒木兄の一言で月明かりの下で男同士語り合うという俺のキャンプ像は崩れた。
実はコレがまた黒木兄の罠で先に寝た者勝ちって奴です。
仕方が無いので、まだオナカが満たされない黒木弟がサンマの缶詰と卵で作った怪しい料理↓を食して寝る。
が、目が冴えまくって全然寝れない。
前日に早く寝て睡眠時間をたっぷりとった事と
黒木弟と狭いテントで二人きり
というかなり照れ照れな状況で寝れない。
それに先に寝やがった黒木兄の
テントのカバーがちゃんと
セットされてなくて
風に吹かれてカサカサうるさくて
凄っく気になる!!
寝てる間にも人に迷惑を掛けるとはカナリ性質が悪い。
俺は見ての通り神経質で繊細な神経の持ち主なのですよ。
変態トリオDEツーリング3へ続く
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